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  • 執筆者の写真川﨑あゆみ

PCR検査の数はこのままで大丈夫なのか?

先日、福岡に住む74歳の母が発熱。


県をまたぐ移動は自粛したいのは山々ですが、

同居の妹もパニックになっているようなので、やむ負えず駆け付けました。

1週間前からの倦怠感と咳、のどの痛み、頭痛。 昨日からの激しい下痢。


母は心配をかけまいと何も言わないんだよね。

体温を測るように促すも、体温計が売り切れ手に入らなかったらしく、

慌てて近くの親戚から借りてくるというおそまつな状態。


37度8分

熱は測っていないが、ここ1週間微熱なのだという。


翌朝まで待ってかかりつけ医に連絡

「家族としてはコロナの感染が心配です」と伝えると、

「保健所に連絡して指示を受けて下さい。なかなか電話がつながらないかもしれませんが」との事。


保健所に連絡すると、「24時間の電話対応センターがありますので電話してください」と言われる。


24時間電話対応センターに、上記症状を再度伝えると、 帰国者やコロナの感染者との濃厚接触の有無を確認される。

「ありません」


「消化器症状も出ているのでお辛いと思いますが、  要件を満たしていませんのでPCR検査はできません」との事。


そうですね、濃厚接触もしていませんし、発熱の項目も満たしてませんものね。


もちろん、医療の崩壊やひっ迫を避けるため、

PCR検査の対象を絞っている事は承知していますが、


検査をする基準も承知していますが、

74歳の高齢者には、けっこうシビアです。


「かかりつけ医でレントゲン等をとって肺炎の症状があればPCR検査を行います。」

との事で、再度いきさつを説明し、かかりつけ医へ


発熱がある事や風邪症状を事前に伝えているのに、

普通に正面玄関から通されて、普通に診察


「万が一を考え別室で診察しなくてもいいのだろうか、ここ福岡だよね」とこちらが心配になる。


お陰様で、母の胸部レントゲンはきれいでした、肺炎はありません。


医師は、

「下痢はコロナの症状にありませんから、胃腸炎でしょう」との診断


??原因不明の下痢や嘔吐は、コロナの初期の症状では無かったかな?


点滴をして、ちょっと元気になり、母帰宅。



PCR検査にたどり着くまでって、本当に大変なんですね。

報道で存じてはいましたが、

これでは、グレーゾーンであっても軽症者はほとんど検査してもらえないってことだよね。


毎日、東京やその他の地域の陽性患者の数に一喜一憂し、

出口の見えない中、最大限の外出自粛を行っていますが、

4月からスクールも臨時休校し、買い物以外は外にも出ませんが…


「この感染者の数字、なんの意味があるの?」



症状がぎりぎりになるまで我慢して我慢して、

「あのう、かなりひどくなりましたのでそろそろ検査していただけないでしょうか?

どうかお願いいたします」


という感じになるのでしょうか?



かかりつけ医の医師は、母の姉に会った時に

「コロナのわけないじゃな~い」と、明るくおっしゃったそうですが、

検査して無いんだよ?何を根拠に、何をのんきに決めつけるのか。

ここ、緊急事態宣言が早くにだされた福岡ですよね?

常に万が一を想定するのが危機管理なのでは?





今回の経験で、

「知っていはいたけど、実際にこんな感じなのか…」という事はわかりました。



皆さん、もし今自分や家族が発熱しコロナ感染を疑ったら、

まずどこに連絡するか、ご存知ですか?

実際にその時になると結構あわててしまいますよ、ご注意。



発表されている感染者(検査してもらえて陽性の方)の数は、

氷山の一角で、実際にはもっと多くの隠れ軽症患者がいるのでしょう。


「もしかしたら自分も感染者かも」と言う意識をもって行動ですね。

神経質になりすぎるくらいが、感染症の対策には良いと思っています。


皆さん本当にお大事に。


改めて、

医療従事者の皆様、本当にありがとうございます。


報道で最前線の医療の大変な状況を見るたびに、

看護師の私も涙が出る思いでいます。


負担を軽減するため、

これからも、個人で出来る限りの最大の感染拡大防止をするつもりです。






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