長崎県大村市の植物療法の学校ABUNDANTIAです。
アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス、植物の力で自他を癒すハーバリストを育成しています。
写真は花盛りのABUNDANTIAの「タイム」です。
ティ―にすると香りが独特です。私は好きですが、好みは分かれるかもしれません。
庭のハーブをお料理に使用したりもします。
食材の臭みがとれますね。
タイムは、
抗菌、呼吸器系、消化器系と3つのポイントで把握すると良いハーブです。
①最も抗菌力の強いハーブと言われます。
タイムの強力な抗菌力はフェノール系の精油成分(チモール・カルバクロール)によるもの。タイムの精油は、お掃除に洗濯に、我が家で大活躍です!!
②呼吸器には、
タイムに含まれるアピゲニンやチモニンなどのフラボノイド類やサポニンが、
鎮痙作用、鎮咳・去痰作用を発揮します。
はちみつとタイムで「タイムのど飴」も良いと思います。
③消化器には、
食あたり・吐き気・消化不良などによる口臭などに用いられます。
生ものを食べた後など、私もお守りにティ―を飲みます。
タイムを使用した一番古い記録を残しているのは紀元前3500年頃のシュメール人です。
メソポタミアの粘土板医学書に「薫香」に用いたと記載されています。
古代エジプトでは防腐効果が高いのでミイラの防腐剤に使用し、
空気の浄化や疫病蔓延の予防に使いました。
タイムのにおいを嗅ぐだけで勇気と強さが得られると考えられており、
中世の貴婦人は、1枚のタイムとミツバチを刺繍したスカーフを、
戦に出陣する恋人や夫の騎士に贈る習わしがあったそう。
タイムとミツバチの刺繍、想像するだけでかわいいな♡
〜内容成分は……
精油成分:チモール
殺菌力が非常に強く、防腐剤・殺菌剤として歯磨き、軟膏、石鹸などに用いられます。
鎮痛外用剤や洗口液などにも使用されてきました。
アピゲニン・ルテオリン
フラボノイド>フラボン類
抗炎症、抗Ⅰ型アレルギー作用、抗かゆみ
タンニン
皮なめし(鞣皮tan)に用いられた植物含有成分
タンパク質などと強い親和性を示する植物性ポリフェノールの総称
収斂、止瀉、抗酸化、抗ウイルス、抗腫瘍作用などを示すものが認められています。
サポニン
サポゲニンと糖から構成される配糖体
様々な植物に見られるが特にマメ科の植物に多く含まれています。
例:大豆サポニン
水に混ぜると溶解し、ふり混ぜると石鹸の様に泡が立つなどの界面活性作用を示し、
ラテン語の石鹸を意味する「サポ」から名前が付きました。
苦味があります。
抗酸化、免疫力向上、咳や痰を抑えます。
タイム、役に立ちますね♡
抗菌力、呼吸器、消化器、そして勇気!!のハーブですよ♡
ご参考になれば嬉しいです。
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