長崎県大村市の植物療法の学校ABUNDANTIAです。
読んで下さる方の為に、毎回お手紙を書くつもりで、
あれこれ書いています。
今回は、うちの庭にもふんだんにあります、「ローズマリー」のお話を。
季節になりますと園芸店でも簡単に手に入りますし、
とても強いので、一度植えたらほったらかしでもぐんぐん大きくなります。
そんなローズマリーのテーマは何といっても「若返り」
含有成分の「ロスマリン酸」(ポリフェノールの一種)ですが、
(ローズマリーから発見されたことが名前の由来ですが、
もちろんローズマリー以外の植物もこの成分を持ちます。)
アルツハイマー病では、脳に老人斑と呼ばれる病的なシミのようなものができるのですが、
ロスマリン酸を摂取したマウスにおいて、老人斑ができることを抑えたという実験があります。
認知症の予防にロスマリン酸が可能性を持つのかも。
脳の若返りっていいですね♡
学名は、ロスマリヌス・オフィキナリス
オフィキナリスというのは「薬用の」という意味を持ちます。
昔から薬用に使用されてきたのでしょう。
医学的に使用された最も古い植物の1つと言われ、古代エジプトのお墓の中からも発見されています。
古代ギリシアやローマ時代には、
記憶力を高め、頭脳を明晰にし、若さを保って老化を防ぐ植物と信じられていました。
和名をマンネンロウ:万年朗 「永遠の青年」です。
冬でもその青々しい姿、素晴らしい生命力です。
私はティ―にて飲んでますが、美味しいので一番重宝しているかも!?
とにかく香りがよい♡
その他チンキにもしますし、
お料理にも良く使います。
臭みの強い肉料理、魚料理に。
オリーブオイルとニンニク、塩コショウとスパイス(あるもので)で、
お肉を漬け込んで野菜と一緒にロースト、よくやります。
香りが食欲をそそります。
ジャガイモなどともよく合うので、「ローズマリーポテト」とか。
パン生地やクッキー生地に混ぜても香り良い
良いことだらけじゃない??
一家に1本、かもしれない。
あまりにも育ちすぎて、うちのキャンプ場では薪にされているという 笑
若返って頭が良くなる「焚火」もいかがでしょうか?
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