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執筆者の写真川﨑あゆみ

ニコラス・カルペパーのラベンダー論

更新日:2023年4月23日

長崎県大村市の植物療法の学校ABUNDANTIAです。

アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス、植物の力で自他を癒すハーバリストを育成しています。



私の尊敬するハーバリススト ニコラス・カルペパー(1616〜1654)

ハーバリストにして占星術師でもあります。


何をもって尊敬するか。


ホリスティックな医学に占星術的な解釈を加えた治療で、多くの民間人を助けたところ。


やっぱり知識と才能のある人はそうでなくちゃね。

神様から遣わされた方なんだろう。


貧しい人も富める人も、医療は差別してはいけないっていうのは、

医学の父:ヒポクラテス大先生も言ってることだから。




カルペパーが、ラベンダーについてどのように記述しているか

(カルペパーハーブ辞典より)

ちょっと読み解いてみました。


●水星が支配する

 (そうなんだ、水星の対応する身体部分は脳、舌、手、足、移動力)


●せんじ汁でうがいをすれば歯痛がおさまる

(ラベンダーのハーブウォーターは虫歯菌に有効です、なるほど)


●花の蒸留水を2さじ飲むか、こめかみにあてるか、鼻こうに吸い込むと、 

 失声、心臓の不整脈、興奮、失神を改善する


 花の蒸留水も現代のハーブウォーターというところ。 


 失声というのは、風邪等による声枯れの事かな?

 抗炎症の働きがあるので確かに良かったと思う。


 心臓の不整脈〜

 ラベンダーの揮発成分(精油成分)は循環器系を鎮静するから、

 脈は確かに落ち着くよね。


 興奮・失神〜

 失神はわからないけど、鎮静作用が神経の過敏状態や興奮状態を

 鎮めてくれる


●ラベンダーから抽出した油は「スパイクの油」と呼ばれ、刺激がとても強烈なので

 使用には注意が必要である

 

 カルペパーが記述したラベンダーは、アングスティフォリアではなく、

 スパイクラベンダーなのかな?

 ここら辺ちょっと不明ですが、

 スパイクラベンダーの精油となると確かに刺激は強いですね。


 読み解いてみて……


 ほぼ現代と同じような感覚で使われていたようだし、

 その効能は、経験的にわかっていたのですね。


 現代の科学的な視点も大好きだけど、

 ちょっと違った視点も錬金術のようでおもしろい


 川﨑あゆみの「ホロスコープティ―のブレンド」の販売も近いかな 笑


 


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