写真を撮り損ねて残面ですが、ハーバルセラピストコースのレッスンが進んでいます。
昨日はレッスン3
・植物化学(フィトケミカル成分)の
分類
・植物化学(フィトケミカル成分)の
相乗効果
対面2名・オンライン1名にて、レッスンを行いました。
さて植物は、その環境に適応するために様々な代謝産物を作り出します。
時に害虫や病原菌から身を守るためであったり、時に昆虫に受粉させて子孫を残すためであったり。
植物にとっても、「個体として生き残り、子孫を残す」というのは最大のテーマであり、
そのために様々な工夫を重ね、その工夫が成功したもののみが種を保存していく。
長い歴史の中で淘汰されつつ、それぞれの植物が工夫を積み重ねてきました。
その工夫の中で生み出された2次代謝産物(フィトケミカル成分)を、
私たちはありがたく、心身の健康維持にいただいているわけですね。
例えば、レッスン3で学習したフィトケミカル成分の1つである「アルカロイド」
アルカロイドは、そもそもは植物が作り出した毒性物質。
植物が、昆虫や動物の食害を防ぐために作りだした「忌避物質」です。
けれども弱い毒物質は、人間の体においては「薬」として働きます。
例えば「カフェイン」
少量の毒物が入ってきたことで、人間の心身は覚醒し活性化しますね。
毒物を出すために泌尿器もがんばりますから、
「利尿」 つまり、おしっこがたくさん出ますね。
私たちは様々な植物が作り出した物質を勝手に「利用」させていただいています。
植物は偉大ですね。
自然と切り離されると、私たちは生きていきません。
普段は意識していないそのようなことを、ハーブの学びを通して考えさせられます。
そして生徒様と植物の偉大さを共有できるのは、喜びでもあります。
ご興味のある方は、ぜひABUNDANTIAに遊びに来てくださいね。
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