おしゃれだとかキラキラしているものにはさして興味がない私なので、
ハーブについても、おしゃれな写真はアップできないんですが、
とっても優秀なハーブ達の魅力をもっと知ってもらいたい♡と最近切に思っています。
先日の新月の魔女会でもそんな視点でお話ししたのですが、
「マルベリ―リーフ」についてシェア
桑の木の葉ですね。
うちにも桑の木が2本
冬には落葉して丸裸で、枯れてるんじゃないかと心配ですが、
春になると新芽が出て、赤黒っぽい実をつけます。
(来シーズンはマルベリージャムにしたいと思います)
マルベリーのキーワード:ダイエットとか血糖値とか
血糖値にかかわるその働きは古くから知られていたみたいで、
鎌倉時代の栄西禅師は「喫茶養生記」という本の中で
「飲水病」の治療に桑の葉を飲むことをすすめています。
飲水病というのは今でいうところの「糖尿病」
糖尿病を発症すると喉の渇きを覚えるので水をがぶがぶ飲んだりするんですね。
ちなみに栄西禅師は臨済宗の開祖ですが、
宋から茶の種を持ってきて栽培した人です。
それを譲り受けた人が宇治に移植したのが宇治茶の始まりなんだそうですよ。
喫茶養生記は上下2巻に渡るお茶の本で、
上巻は茶の効用、下巻は桑茶の効用が書いてあるんだって。
今年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」でしたよね。
そのころの北条家にとても重用にされたお坊さんのようですね、吾妻鏡にもたびたび登場するみたい。
源頼朝のはっきりした死因は分かっていないそうですが、一説によると飲水病という説もありますので、
もしかしたら頼朝も栄西禅師にすすめられて、マルベリーリーフを飲んでいたかもしれません。
(歴史好きの私にとってはむっちゃおもしろーい♡
テレビ番組は「英雄たちの選択」一択
専攻は戦国時代
年が明けたら立花道雪ゆかりの地を巡りたい♡
おたくのひとり言。)
で、成分のデオキシノジリマイシンが糖の吸収にかかわります。
デオキシノジリマイシンはブドウ糖に非常によく似た構造をしています。
私達が糖質を取る(多糖類という形で)とアミラーゼとかいろいろな酵素で分解して
「ブドウ糖」という単糖の形にして腸から吸収します。
食前にデオキシノジリマイシンを取ると、糖質を分解する酵素は、
間違ってデオキシノジリマイシンに結合してしまう。
よって本来分解されるはずだった糖質は分解されることなく腸を通過
→結果の糖質カット
さらにそのまま通過した糖が大腸に届くと、腸内細菌のえさになるので、
結果便通を促すといった整腸作用が期待できる、とのこと。
独立行政法人(農研機構)の研究によりますと、
デオキシノジリマイシンを豊富に含む桑葉エキスが……
(長くなるので省きます。)
(糖尿病の方におすすめしているのではありません。主治医の方針での治療をお願いします。)
健康な方だったら糖質カット、肥満予防、ダイエットなんかに役に立つ(かもしれない)
ハーブだと思っていただけたら♡
飲み方のコツ、食事の前に飲む
(食直前・食中でもOkらしい)
甘いもの大好きな私には強い味方。
ABUNDANTIAにも、日本製のマルベリーリーフありますので、
気になる方は。お尋ねくださいね。
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