長崎県大村市の植物療法の学校ABUNDAUTIAです。
アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス、植物の力で自他を癒すハーバリストを育成しています。
アーテイチョークの種を撒いてみましたが……。
第一弾、失敗しちゃった。でもでも諦めず!!種まき続けますよ!!
という事で、アーティチョークのハーブについておさらい♡
とってもとっても立派なキクの花、そして肝臓をケアする代表ハーブです。
肝臓をケアするってことは、
消化の機能も上がるし、毒だし(デトックス)も進むし、
身体も元気になりますね♡
野菜として食用(揚げたり、ゆでたり、オイル漬け)にもなります。
食べるのは,開花直前のつぼみのがくの部分と芯の根元
ほんの少ししかとれないみたいだけど、私もぜひとも食べてみたいと思っています。
切り花は鑑賞用にもなります。
ABUNDATIAスクールにも立派なドライがあります。
ティーはほろ苦いですね~。
ミルクシスルやダンディライオンとともに肝蔵ケアの御三家です。
その働きは、このようにまとめられています。
利尿・強壮・胆汁分泌促進・血中コレステロール低下・肝保護
動脈硬化・黄疸・消化不良・食欲増進
苦味がお薬になるタイプのハーブですね!!
アーティチョーク内容成分を細かく見ていきますと、
(ここからはちょっと面倒なのでご興味のない方は飛ばしてください 笑)
◎クロロゲン酸(タンニン類)
コーヒーにはカフェインより多く含有します
コーヒーの苦みや香りの成分であり、雑味の原因でもあります。
α―グルコシダーゼ阻害作用→糖尿病リスク軽減
◎カフェ酸
コーヒーより単離された芳香族化合物です
抗酸化、抗菌、抗カビ、抗ウイルス
◎シナリン
アーティチョークが持つポリフェノールの一種です
イタリアでは肝機能改善の医薬品になります。
糖尿病予防、脂質の代謝促進、コレステロール、中性脂肪の低下
◎シナロピクリン
アーティチョークの葉の苦みの成分です。
美容目的の化粧品や健康食品に配合(皮膚細胞の光老化を抑制する)
毛穴を目立たなくすると言われます。
シナロピクリンの美容効果は外用だけでなく、食用として摂取でも可です
ストレス性の炎症を改善、肝機能を改善
軟骨を壊す物質の産生を抑制→関節痛の緩和などがわかっています。
シナロピクリンは好条件下で生育した葉のみに存在し優れた薬効を持つ成分として注目されています。
なおかつ、
身体の炎症の原因である遺伝子のスイッチNF-kB(エヌエフカッパビー:タンパク質)を
特異的に抑制し、炎症を低下させ、身体の衰えを予防改善することが確認されています
◎ルテオリン
フラボノイド(フラボン類)
抗炎症、抗Ⅰ型アレルギー作用、抗かゆみなど
◎タラキサステロール
フィトステロールの一種
植物に由来するステロールの総称です
(動物由来のものはコレステロール)
植物体内で細胞膜を構成、水に不溶、アルコールに可溶
腸で吸収されるコレステロールと競合し、
結果コレステロール値を下げます
成分の働きを細かく見ていくと、
こりゃあすごいな!!
生活習慣病の予防やエイジングケアにもなりそうだ!という感じですね。
シナロン、シナロピクリンあたりがやっぱりキーかな。
とても体によさそうだけど
キク科アレルギーの人、胆石・胆管障害など肝臓系の疾患のある場合、
妊娠・授乳中の使用は避けてくださいね。
私も今日から苦いの我慢してティ―を飲んでみようかな♡
そして、育てて食べるのだ♡
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