川﨑あゆみ

2023年1月19日2 分

何かと若返るハーブ:ローズマリー

長崎県大村市の植物療法の学校ABUNDANTIAです。

読んで下さる方の為に、毎回お手紙を書くつもりで、

あれこれ書いています。


 

今回は、うちの庭にもふんだんにあります、「ローズマリー」のお話を。


 

季節になりますと園芸店でも簡単に手に入りますし、

とても強いので、一度植えたらほったらかしでもぐんぐん大きくなります。


 

そんなローズマリーのテーマは何といっても「若返り」


 

含有成分の「ロスマリン酸」(ポリフェノールの一種)ですが、


 

(ローズマリーから発見されたことが名前の由来ですが、

もちろんローズマリー以外の植物もこの成分を持ちます。)


 

アルツハイマー病では、脳に老人斑と呼ばれる病的なシミのようなものができるのですが、

ロスマリン酸を摂取したマウスにおいて、老人斑ができることを抑えたという実験があります。


 

認知症の予防にロスマリン酸が可能性を持つのかも。

脳の若返りっていいですね♡


 

 

学名は、ロスマリヌス・オフィキナリス

オフィキナリスというのは「薬用の」という意味を持ちます。


 

昔から薬用に使用されてきたのでしょう。

医学的に使用された最も古い植物の1つと言われ、古代エジプトのお墓の中からも発見されています。


 

古代ギリシアやローマ時代には、

記憶力を高め、頭脳を明晰にし、若さを保って老化を防ぐ植物と信じられていました。


 


 

和名をマンネンロウ:万年朗 「永遠の青年」です。

冬でもその青々しい姿、素晴らしい生命力です。


 


 

私はティ―にて飲んでますが、美味しいので一番重宝しているかも!?

とにかく香りがよい♡


 

その他チンキにもしますし、


 

お料理にも良く使います。

臭みの強い肉料理、魚料理に。

オリーブオイルとニンニク、塩コショウとスパイス(あるもので)で、

お肉を漬け込んで野菜と一緒にロースト、よくやります。

香りが食欲をそそります。


 

ジャガイモなどともよく合うので、「ローズマリーポテト」とか。

パン生地やクッキー生地に混ぜても香り良い


 

良いことだらけじゃない??

一家に1本、かもしれない。


 

あまりにも育ちすぎて、うちのキャンプ場では薪にされているという 笑

若返って頭が良くなる「焚火」もいかがでしょうか?


 


 

 


 

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